殺し合いって感じ。
物騒な言葉なんだけどいまのレッズはお互いの良さを消しあってる。 それを調和させるのが監督の仕事だと思うのだけど、ゲルトには それが出来るのだろうか?個の力があり個性の強いレッズのメンバーは 一度調和させたら手が付けられない強さを見せると思うのだけど、 たぶんこのままだと個の部分の力技でそれでもそれなりの数字を出して 今季を終えるのでは? 手なずけるのと調和させるのでは似てるようで全然違う。 高い位置でポゼッションしていた時間も多かったしサイドから崩そう という意図も感じられた。 でもなにかが違う。サイドから崩すという共通理解はあってもみえみえの サイド攻撃でしかない。ポゼッションしてボールは廻せてもここぞという 場面で連動性が足りない(無くはなくなった)のでフィニッシュに持ち込めない。 ロビーは予想以上に動けていて安心した。 体の入れ方、相手との間の取り方、パスコースの選択などはとても 実戦を6ヶ月も離れてるようには見えなかった。 相変わらず当たりの激しい力任せな神戸のプレスもどきのコンタクトプレー で怪我をしないかヒヤヒヤしたけど。それすらいなす余裕もあったりw 先週の名古屋戦の録画はまだ見てないので初めて見た高橋峻希は サイドらしい意識を持ち縦へのチャレンジを厭わないプレーが好印象。 ロビーとのコンビで縦へ抜け出しフィニッシュまで持っていった場面が 新鮮に感じてしまうなんて現状のレッズはかなりヤバイと思う。 言い換えれば同じ意図を持つ萌や梅崎司そして達也や危機感を漲らせている 永井とこれからのレッズを作っていく過程だと思えばそう悪くない。 これで今季のJリーグ・ヤマザキナビスコカップは実質的に終了。 8日は所謂消化試合になってしまったけど、ゲルトの思い描く レッズを作り上げる為には消化試合などあり得ないと思うし、 その過程を見るのも長くクラブを見続ける楽しみの一つかと。
by caz0322753
| 2008-06-01 01:13
| 浦和レッズ
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||